叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

写真

リベンジ

帰郷ポートレート第2段。予定を詰め過ぎた感はあるけれど、いつまで鹿児島にいるかも分からない。撮れる時に撮っておくのだ。モデルはまゆさん。実に3年ぶり。桜島を望む磯海水浴場からスタートした。この日も天気は絶妙に宜しくない。しかし、まゆさんがに…

偶然

鹿児島に一時帰郷してから、初めてのポートレート。モデルさんはハルカさん。この日は開始時点で既に曇っていた上に、少しずつ雨雲が接近してくるという天気予報。私のカメラでは苦戦することが予想された。そんな時は無理をしなければ良いだけの話なのだが…

年始

年始の写真。初詣は靖国神社に行った。水道橋駅の目の前で面白いリフレクションを見つけたので、良いシルエットの人が現れるまで粘って撮った。脚の開きが良い感じ。 東京はビルが高いね。 靖国神社は、比較的閑散としていた。わざわざ靖国神社を初詣先に選…

年末

1月5日に現像に出したフィルムのデータが、1月8日には帰ってきた。早い。やはり直接京都まで持って行った甲斐があった。横浜、東京あたりで撮ったスナップを、まだ気持ちが新しいうちに見ることが出来た。先ずは横浜。ホテルを関内に取っていたから、横浜の…

真面目

年末のこと。本当は大きなバックパックを背負ってくーちゃんさんの目の前に現れるはずだったのだ。 それがせいぜい横浜に3泊するぐらいの装備でお会いすることになってしまった。これが当分最後という撮影も、少し前に嵐山でやっていたのに、なんともシマラ…

イエロー

フィルムの現像依頼をしに、わざわざ京都までやってきた。郵送で送っても良いのだが、青春18切符が1回分残っていたのでそれを使いたかった。最近贔屓にさせていただいているPhotolabo hibiさん。 少しアンバー気味の現像がとても私の好みに合っているし、微…

突撃

この前、熱海に行った。ただ電車に乗りたくて、その行き先がたまたま熱海だったというだけ。こんな撮らでもの写真をいちいち撮るあたり、写真を撮ることすら目的では無かったことが分かる。 車窓から駅員さんを撮る。1枚目などは明らかに露出を間違えたけれ…

ズマール

ポートレートとは別件。京都ではスナップも撮った。ズマールのデビュー戦。曇り玉でイヤなフレアやゴーストが出たり、距離計連動に異常があってピントが合わなかったりすれば目も当てられないが、大丈夫だった。 そのへん。 下鴨神社周辺。 夕方とか夜とか。…

リベさん

リベさんとは長い付き合いになる。三重に来て一番最初にポートレートをお願いした人だから、もう2年以上にわたってモデルをお願いしている。最後は、と云うか、これが最後になるかを決めるのはそれぞれの意思と事情ではあるのだけれど、マァ、区切りは区切り…

点描

鴨川という、実にのっぺりとしていて、穏やかであるという点を除けば取り立てて魅力のない川が、私は大好きである。ここには様々な人たちが集う。家族も、カップルも、友人どうしも、もちろん私のようなひとりも。みなそれぞれに事情があって、それなりに悩…

真如堂

正式名称は、真正極楽寺と云う。先日の京都行きの際、ひとつぐらいは紅葉の名所を訪れようと思って行ったのがここだった。 人はそれなりに多かったけれど、電車の駅からはかなり離れていることや、訪れた日が平日だったこともあり、比較的ゆっくりと見ること…

Summar

先日購入したライカのズマール。前玉に多少拭き傷はあるが、そもそもズマールは拭き傷があってナンボのレンズのようで、時には磨りガラスのようになってしまっているものもあるらしいから、それから比べれば大いに綺麗である。絞りの操作は実にスムーズだが…

くーちゃん。

嵐山は、平日だというのに人が多かった。紅葉にはまだ時期が早いが、気候が大変に良いからそれも仕方のないこと。ただ、修学旅行生は兎も角として、大人たちは仕事もせずに昼間から何をしているのだろう。私も、そんな大人たちのひとりではあるのだが。モデ…

オーバー

いつぞやのポートレート。場所は有松。モデルはリベさん。ショートカットが非常にお似合いだった。DⅡとニッケルのエルマー。フィルムはフジの業務用100、期限切れ。現像は山本写真機店さんにお願いした。 儚い、今までとは異なる色味に仕上げていただいて、…

慣れ

DⅡとエルマーで撮った写真が現像から帰ってきた。ピントは概ね合っていたし、高速シャッターを切った時に出易い露光ムラや黒い筋も出ていない。アンダーパーフォレーションも無かった。つまり、カメラの機構については何ら問題の無いことが証明された。ただ…

通過点

熱海は初めてというわけではない。東海道本線をゆくと、乗り継ぎの都合で降りる必要がある駅だから、何度も来ている。今回も、美味しいものを食べるでもなく、旧所名跡を訪ねるでもなく、ただ坂を下って海を目指しただけ。金を少しも落とさぬ嫌な観光客だと…

リハビリ

久しぶりの海だったし、人を入れるスナップを撮るのも久し振りだったので、最初はリハビリをしているような気分だった。 江ノ島にはいろいろな人がいるから被写体には困らないのだけれど、納得のゆく写真はなかなか撮れない。人間が絡むとシャッターチャンス…

秋色

秋である。散歩が愉快で、この日は17km歩いた。彼岸花がよく咲いていた。 最近、カメラマンが彼岸花を踏んだの折ったのとやかましいので、この写真の彼岸花は既に刈られていたことを明記しておく。何事も、限度が有るということだ。 穂芒が美しいと思ってい…

新味

美味さんである。 前々回は去年の10月、前回は今年の1月。初めてお会いした時から、どんどんシャープになってゆかれるような気がしている。颱風に翻弄されるかと思った日曜日、風はそれなりに強かったけれど、雨は少しも降らなかった。雨風が酷ければ、商店…

彼岸花

日が短くなっていることは感じていたけれど、まだまだ夏を引き摺っていて、彼岸花を見つけた時には思わず叫んでしまった。そういえば、もう9月も中旬なのだった。 全く長閑な、代わり映えのしない景色の中に、夕暮れと季節が色を添えてくれる。 足を進めてい…

夏の終わり

GRで撮ったものをRAW現像してみた。 今まではJPEGで撮ったものをLightroomで弄っていたけれど、どうせ弄るならRAWで撮ったものを弄れば良かったのだ。改めて生のデータを見てみると、撮って出しとされるJPEGデータが、どれだけカメラ内で色を調整されていた…

知足

京都で友人と遭遇して、その着物姿を写真に収めた。その時はGRしか持っていなかったけれど、それでもGRは持っていたから、スマートフォンで撮るような無味乾燥な写真にならずに済んだ。それからは、写真はGRで何とかする、何ともならぬような被写体は、敢え…

盛夏

日中は歩くだけでも疲れるのに、1kgを超えるようなカメラを持って写真を撮ろうという気は起きない。その点、GRは良い。鞄に入っていることさえ忘れてしまうような軽さで、取り出すことに全く躊躇することのない小ささである。快晴だったから、空と雲ばかり撮…

機会損失

昨日、写真を撮らぬと書いてから近所の定食屋に夜ご飯を食べに向かった。比較的早い時間に行ったけれど、土用の丑の日が近かったからか、予約で一杯だった。待ちたくはなかったので今回は諦めて、ズボンのポケットの忍ばせていたGRⅢxでスナップを撮り歩いた…

訣別

昨日は寝つきが悪く、ドリエルを飲んで何とか強制的に眠った。それでも何とか起きて、風呂に入った後の調子も良かったので、予定通りに京都へ出掛けた。いつもの関西線と草津線を乗り継ぐルートの道中、旧東海道を歩くというおじさんと道連れになる。歩くの…

平穏

こんこんとは眠れぬ日々である。4時間ぐらいすると目が覚めてしまう。目を覚ましてもまたすぐ眠ってしまうから、トータルではしっかり眠っているのだが、どうにも面白くない。大した疲労もないということだろうか。今日も5kmほど走って、これも雨が降る前に…

作品撮り

Zのデビュー戦。フィルム写真であれば、現像から上がってきたものを直ぐに投稿出来たものを、ああでもないこうでもないとレタッチしていたら時間が掛かってしまった。モデルをお願いしたのは、いつものリベさん。紫陽花を狙って場所は鶴舞公園にした。ここは…

レタッチ

昨日はトータルで20km以上彷徨いていたらしい。それはそれは疲れて、ぐっすりと眠った。夜勤の週なので昼間はレタッチをして過ごした。約1年ぶりのレタッチ。以前はフィルム調のレタッチをメインにしていたが、写真の好みも変わってきているから色々と試して…

カルチャーショック

NikonのZ6、デビュー戦はポートレート。中古での購入ながら、ファームウェアが最新のものにアップデートされていたので、流行りの瞳オートフォーカスが使えた。少し迷うかな、という感じ。デジタルカメラは久しく使っていなかったから、他のメーカーと比較し…

唯一無二

人の多いところが嫌いな私が、江ノ島だけは、それも織り込み済みで行きたいと思う。綺麗な海浜なんて、日本中にいくらでもあるはずなのに、何が私をここまで惹きつけるのかを少し真面目に考えてみたのだが、どうも人が沢山いるからだという、少しオカシナ結…