叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

イエロー


フィルムの現像依頼をしに、わざわざ京都までやってきた。

郵送で送っても良いのだが、青春18切符が1回分残っていたのでそれを使いたかった。

最近贔屓にさせていただいているPhotolabo hibiさん。


少しアンバー気味の現像がとても私の好みに合っているし、微妙な青空や海の雰囲気や、白飛びしていそうな雲のグラデーションを丁寧に表現してくれている。

それに、どんなフィルムを出しても同じような仕上がりにしてくれるから、Instagramのギャラリーに統一感が出せる。

変な褒め方をするようだが、フジの業務用100を使おうがポートラ400を使おうが写真の出来に変化が少ないということで、高いフィルムをわざわざ買う必要がなくなった。

逆にそれぞれのフィルムの味を最大限堪能したければ、カメラはスズキさんに現像を出すのが良いと思う。

さて、今回出したフィルムは年末のくーちゃんさんのポートレートと年末年始にかけてのスナップなのだが、写りに関してひとつだけ懸念点があるのだ。

それは、新しく付けたフィルターの写りに対する影響で、これのガラス面が若干黄変しているのである。

イカのUVというフィルターについては、モノクロ時代のものだからカラーで使うのは望ましく無いとのことだったから、UVaという刻印があるものを買ったのだが、なにぶん古いものだから額面通りに受け取るのは不味かったかもしれない。

撮った写真が尽く黄色くなっていたらどうしようかと、今はそのことを心配している。