叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

作品撮り


Zのデビュー戦。

フィルム写真であれば、現像から上がってきたものを直ぐに投稿出来たものを、ああでもないこうでもないとレタッチしていたら時間が掛かってしまった。

モデルをお願いしたのは、いつものリベさん。

紫陽花を狙って場所は鶴舞公園にした。

ここは初めてリベさんにポートレートをお願いした思い出の地。

あの頃よりは多少ウマくなった気もするけれど、ただ作風が変わっただけかもしれないので、そこはなんとも。

計画も無く撮るのは相変わらずで、うろうろしながら撮れた1枚。

髪の毛が釣り針のような形になっていて好きだ。


鶴舞公園の紫陽花は同業者が多くてやりきれないので、近くのこぢんまりとした公園の紫陽花で粘る。

花とポートレートは季節を感じられるから好きだし、私のような根無草には想い出を呼び起こす縁にもなる。







作品撮りと称されるような写真も撮ってみた。

本式の人たちには笑われてしまうかもしれないけれど、私自身がよく分かっていないのでご勘弁願いたい。




最後は雰囲気を変えて、ストリートに出る。

時間はもう夕方だったが、光に色が付きにくい描写だから撮影した時間が分かりにくい。

個人的には、もう少し分かりやすくても良いと思う。





さて、デジタルカメラで撮る久しぶりのポートレート

一言で言うとどんどん慾が出てくる。

下手に撮影結果が見えるものだから、最善を考え出すとキリが無くなってしまって、持ち前の軽快さは失われてしまった。

それでも、モデルさんと写真を共有しながらあれこれとコミニュケーションを取って、さらに良い写真を目指すという感覚は非常に心地良かった。

あとは、私の作風にどう落とし込むかということだが、このカメラでもう少しまともにスナップが撮れるようにならなければならない。

まだまだ、かかる。