叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

リベさん



リベさんとは長い付き合いになる。

三重に来て一番最初にポートレートをお願いした人だから、もう2年以上にわたってモデルをお願いしている。

最後は、と云うか、これが最後になるかを決めるのはそれぞれの意思と事情ではあるのだけれど、マァ、区切りは区切りとして京都で撮った。

まず、出町柳のデルタ地帯で撮る。

石から石へ飛んだり跳ねたりしながら、動きに大きな変化が出せるので、ポートレートを撮るには大変良い場所だと思う。







そのまま、下鴨神社の方へ歩く。


ハート。


下鴨神社の手前に、河合神社と云う玉依姫命を祭る美人祈願の神社がある。

女性を美人祈願の神社に連れてゆくと云うのは、人によっては無礼なことに捉えるかもしれないが、そこは大真面目にやる。




下鴨神社までの参道は広くて長かった。



境内ではあまり撮らなかったけれど。




またデルタまで戻ってくると、先程とは光の状況がかなり変わっていた。






ズマールの癖は流石で、被写体がもはや見えなくなるほどのゴーストが出ている。

今回撮った感じでは、陽の高いうちは絞り羽根の形が出る六角形で、陽が低くなってくると丸いものが出る。

なかなか思い通りに出せるものではないだろうけれど。



ピントがきていない写真もちょいちょいあったが、私が前後にズレたり、二重像をしっかり確認して撮らなかったものだろう。

今回は試写をせずにこの撮影に臨んだから、最後の最後で使い物にならぬ写真ばかり撮ってしまうことを恐れていたものの、初冬の暖かい光と雰囲気を感じられる写真が撮れて良かった。

今はまだ生々しい記憶のままだが、この時のことを10年後に振り返れば、また格別な思いがするだろうと思う。

その頃まで私は生きているかな。