叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

真面目


年末のこと。

本当は大きなバックパックを背負ってくーちゃんさんの目の前に現れるはずだったのだ。


それがせいぜい横浜に3泊するぐらいの装備でお会いすることになってしまった。

これが当分最後という撮影も、少し前に嵐山でやっていたのに、なんともシマラナイ話で、くーちゃんさんには迷惑ばかりをかけている。

人生というものは、やはり思い通りにゆかない。

肝心の撮影については、京阪七条の駅で待ち合わせをして、上流に遡りつつ撮り進めていった。

七条駅の連絡通路にて。




通りで見かけたさざんかにて。

1枚目など、妖精のようではないか。





曇りがちだった鴨川河畔にて。

柔らかい、柔らかい。





少し時間が経つと、陽射しが出てきた。

笑顔がやたら可愛い。





最後はゆるゆると鴨川を降る。

光が明確だったからテンションは最高潮だったけれど、ズマールのフレアとゴーストはどうにも扱いにくく、なかなか思い通りの結果にはならない。

だが、個人的には好きな写真ばかりだ。









多少予定は狂ってしまったけれど、こんなに素敵なモデルさんを撮ることが出来たのだから、これはこれで良しとしなければバチが当たる。

何事も、悪いことばかりではないのだ。

そういえば、イエローがかったフィルターの効果もあまり出ていないようだ。

これなら、どんどん撮れる。