叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

盛夏



日中は歩くだけでも疲れるのに、1kgを超えるようなカメラを持って写真を撮ろうという気は起きない。

その点、GRは良い。

鞄に入っていることさえ忘れてしまうような軽さで、取り出すことに全く躊躇することのない小ささである。

快晴だったから、空と雲ばかり撮った。

ただ、本当に、嫌いになってしまいそうなほどに、草いきれの香りに参ってしまっている。






紫陽花は最早見向きもされないけれど、日陰や水辺にあるのもは辛うじて色が残っている。

天然のドライフラワー




風景ばかりを撮っていると単調になってしまうから、何とか捻り出そうとするが、暑さで気が回らない。

真昼間に歩いたから人はいないし、道々に愉快な造形が溢れているわけでもない。







真新しい被写体を探すという点で、もう少し行動範囲を広げたいという思いが切実にある。

来週は昼勤終わりの2連休。

最早7月も終わる。

久しぶりに飛んでみようか。