叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

雑談

入院8日目、明日退院

明日退院ということになりました。 投薬はまだしておりますけれど、熱は下がり、点滴、酸素投与は昨日から完全に無し。 取り敢えず、明日からは普通の生活をして宜しいとのお墨付きです。 入院期間は、明日も入れれば9日ということになりました。 マァ、折角…

さっさと死なしてくれ

人間という生き物は、ただ生きるだけでは満足出来ず、常に何かを欲していなければ死んでしまうくせに、欲を掻けば掻いたでどこまでも膨脹するそれを抑え込むために苦悩するという、なんとも矛盾した存在のようですから、そんなことで苦しむぐらいなら、引き…

執着を求める旅

三十歳になりました。 せっかくの節目ですから、軽く所感をば述べます。 まず、二十代を振り返ってみますと、まさに心身共に満身創痍という言葉がぴったりでした。 網膜は剥がれる、事故で血塗れになる、鬱病に片足を突っ込むなど、いろいろなことがありまし…

花咲かして認められるか

ふと、彼岸花の姿を写真に撮ろうと足を踏み出したとき、まだ咲いていない彼岸花が足元にあることに気付きました。 アスパラガスのような目立たない茎の先端に、まだ咲いていない、ちいさな赤が見えたのです。 咲いている花ばかりに目を奪われて、これから咲…

期間工の矜恃

残業は2時間。 最近は一緒に働くメンバーが変わって、新鮮ではあるけれど、腹の立つことも多い。 以前のメンバーではそういうことはなかったが、期間工は当たり前の様にやらされていることを、何かと理由をつけてやらない社員がいるのである。 身体的、精神…

倖せになりにゆくのだ

京都の街を歩く。 京都は観光地だから、倖せな人達に出会える。 家族連れ、恋人同士、老婦人。 日常に帰れば、それぞれ悩みもあるだろうけれど、赤の他人とそういう関係性を築いて物見遊山が出来るなら、それなりに倖せだろうと思う。 私は、そういうの、も…

とある死

同い年の俳優さんが亡くなった。 自死だった。 若い人間が自死すると、大体、その環境から逃げて欲しかったとか、周囲はその人の苦しみに気付いてあげられなかったのかとか、果ては日本の社会そのものが悪いとか、よく分からない議論が百出する。 そして、自…

異質なもの

大学時代の後輩がニューハーフになっていた。 姉妹に挟まれて育ったその人は、当時から女らしいという印象があり、友達も女性が多かった気がする。 それでも、大学を卒業するまでは男として生きていたようだが、風の便りでニューハーフになって、ニューハー…

命の価値

命さえ懸ければ達せられる目的があるのなら懸けたって構わないけれど、命を懸けたぐらいで達せられる目的なんてそうあるものでは無い。 大体は犬死に、無駄死に。 命というものは、本当に価値があるのだろうか。 逆に戦争をやっている時の方が、命懸けには価…

ポートレートを撮る@リンネさん

新しいレンズを携えて結局は、ズームレンズを購入したのだった。 タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) 製品情報 | Eマウント | 標準ズーム レンズ - TAMRON (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){argumen…

居酒屋のこと

名古屋のオアシス、そば居酒屋山葵居酒屋でお酒をのむことが好きだ。 洒落たバーでカクテルとか、接待を伴う飲食店でウイスキーとか、自宅で侘しく缶ビールとか、お酒を飲むシチュエーションは様々あるけれど、私には居酒屋でのむことが一番合っている。 そ…

正統な不貞寝

好きだった、その人の結婚式に出席したのは、私が期間工になる前、ちょうど前職を辞める直前だった。 その人とは同期入社だったけれど、職場は離れていたし、最初は何の接点もなかった。 何かの用事で社内のメール便をやり取りしていたとき、ちょっとしたメ…

私の2つの目

レンズレビューのようなものを私は現在、2本の単焦点レンズを使用しています。 ちなみに単焦点レンズというのは、焦点距離がひとつしかない、簡単に言うとズームができないレンズのことです。 焦点距離の数値が小さいほど広い範囲を写すことができ、大きくな…

追憶

時間外労働、1時間。 明日は休みで、明後日出勤すると、11連休に突入する。 5月は非稼働日が多い上に、残業も全く期待できず、下手をすると夜勤がなくなってしまう恐れもある。 そうなると、お給料は雀の涙になるだろうが、日銭稼ぎの哀しさ、全くどうしよう…

命の使い方

時間外労働、なし。 相変わらず作る数は少ないけれど、ネチネチと機械が壊れて、なんとも嫌な気分だった。 どんと壊れて、後は快調に動いてくれたほうが余程よいのだけれど。 最近は本ばかり読んで、命の使い方など、余計なことばかり考えるのが趣味になりつ…

無縁社会

今日からは夜勤、時間外労働はないだろうなぁ。 珍しく10時過ぎまで寝ていて、のんびりしながら過ごした。 テレビをつけても、コロナウイルス関連のニュースかサスペンスの再放送しかやっていないので、ここ最近は読書が捗る。 昨日は、無縁社会という本を読…

嗜むという

時間外労働、2時間と30分。 普段やらない仕事を一日中やっていたら、くたくたになってしまった。 こんな時はお酒、といきたいところだが、平日禁酒の違いだけはなんとか守ることができた。 そういえば、若者がお酒を飲まなくなっていて、それを意識的にやっ…

葬儀屋になる

期間工は、ひたすら、ただの作業するだけの人間である。 遠い、遠いところにエンドユーザーがいたとしても、その人たちからのレスポンスがあることは当然ないし、せいぜい街を走る車を見て自己満足に浸るのが関の山。 それでも、ただお金を稼ぐために働くと…

葬式も自粛か

時間外労働、1時間と30分。飲まなければならない酒でもないのに、酒を飲んでしまった。初めて飲む、あまり美味しくもない、缶のハイボール。甘ったるくて、どこか薬のような味だった。国産のウイスキーが手に入りにくくなって久しいけれど、たまにバーで飲む…