叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

京都の春

去年の今頃は、また京都で桜を見ることになるとは思ってもみなかったのだけれど。私がそのように望んだのか、それとも神様がそのように仕組んだのか。おそらく、その、どっちもだろうな。あと3日ほど早ければ、おそらくもっと花びらが残っていただろうとは思…

ふるさと

2週間ほど前のことだからまだ記憶は鮮明で、ふるさとの春は鮮やかな色彩に彩られていたことを、確かに私は覚えている。そんな鮮やかな記憶たちも、いつかはこのフィルム写真のように淡く褪せてしまうことを、写真が暗示してくれているようにも思える。私はま…

京都の桜

夜勤明けの頭が約束の時間を間違えていて、言われるまで全く気付かなかった。相手が遅刻していると勘違いして、大丈夫ですか、なんて殊勝なフリをしたメッセージを送っているのだから、全く世話ない。京都は出町柳駅で待ち合わせて、とりあえず鴨川のほうへ…

桜雨

天気が悪い日は色があまり出ないから、フィルムで撮ることを躊躇してしまう。だが、それが本当といえば本当で、曇りの日に撮った写真を晴れているように加工してしまえば、それは嘘をついていることになる。そんなわけで、天気が悪かったけれど近所を散歩し…

押っ取り刀

最近よく宣伝をやっている、桜のような僕の恋人という映画、カメラマン志望の主人公がフィルムカメラを使っている。これを機にフィルムカメラブームがまた来ないかしら。スマートフォンのような手軽さや、一眼カメラのような高機能はないけれど、恋人や家族…

河津桜

写真を撮る為に出掛けるということについては、どこか違和感を感じているけれど、ではカメラを持たずに外に出るかと言われればそのようなこともなく、私にとってこのあたりは不可分な要素らしい。今回は、静岡県は河津町に出掛けた。全国的にも有名な河津桜…

葵桜

明日ありと 思う心の 仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは ということで、愛知県は岡崎市の葵桜を見に行って参りました。 日本人より外国人の方が多いのではないのか思うほどに外国語が飛び交っていて、儚く散ってゆくものに美しさを感じることは、既に日本人の…

花の都

神田かしわき 昨日は、昨日も、夕食は居酒屋に入った。 神田かしわき (神田かしわ㐂) - 神田/居酒屋 [食べログ] 一昨日名古屋で食べた焼き鳥が美味しかったので、未だに焼き鳥熱が冷めておらず、また焼き鳥屋。 ポテトサラダが美味しかった。 靖国神社 桜…