2023-04-19 ふるさと 日記 旅 写真 花 桜 2週間ほど前のことだからまだ記憶は鮮明で、ふるさとの春は鮮やかな色彩に彩られていたことを、確かに私は覚えている。そんな鮮やかな記憶たちも、いつかはこのフィルム写真のように淡く褪せてしまうことを、写真が暗示してくれているようにも思える。私はまだまだ愛知にいる予定だから、少なくとも来年はこの桜を見ることは叶わないだろう。その事実に気付いた時、淡い色彩とともに切々と胸に迫ってくるこの形容のし難い切なさ、淋しさを如何ともし難いのだ。まだ、始まったばかりだというのに。 宮崎、西都原の桜 伊佐、忠元公園の桜 熊本、市房ダム周辺の桜