叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

桜めぐり


もう、昨日の話である。  

先ずは宮崎県の西都原古墳群に行った。


桜の並木は勿論のこと、一面に植えられた菜の花の色彩も美しい場所である。

去年がどのようだったかは知らぬが、今年は露店も出ていて、それに集まる人々の喧騒も含めて、春がやって来たという実感を深くする。

感動したのは、素人目にはまだまだ樹勢衰えぬ桜並木の手前に、少しずつ苗木が植えられていたことだ。

今はまだひょろりと姿の苗木たちが、何十年か後は立派な桜の木となって、また人々の目を愉しませるのだろう。

折角の晴れの日に、もう少しだけ桜を見物したいという思いが止められず、鹿児島の忠元公園にも行った。


日本さくら名所100選にも選ばれている忠元公園の桜は今がまさに満開で、風が吹くたびに舞う桜の花びらが実に美しかった。

この感激は昨日のうちに書いておきたかったのだが、300km近いドライブをした後、友人とブリを食べに行って、その余裕はなかった。

今のところ毎日日記をつけてはいるが、必ずしもその日のうちに書かねばならないということもなく、書けぬであろう日は先に書いておいても良いと思う。