叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

桜雨



天気が悪い日は色があまり出ないから、フィルムで撮ることを躊躇してしまう。

だが、それが本当といえば本当で、曇りの日に撮った写真を晴れているように加工してしまえば、それは嘘をついていることになる。

そんなわけで、天気が悪かったけれど近所を散歩して、桜を撮ってきた。









現金なことをいえば、曇っていたからこそ、桜色がはっきり出たような気もする。

晴れていると、太陽が花びらに反射して白っぽくなってしまうから。

何事も、両面がある。