叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

朝帰り


昨日は居酒屋でお酒を飲んだ後、改めて祇園祭をゆっくりと回った。

歩行者天国になっている大通りの山鉾ばかりに目が行きがちだが、細い路地の至る所に山鉾があって、そちらの方が写真は撮りやすかった。

子どもたちが大きな声で名物の粽を売っていたり、地元の高校生がデートをしていたり、大通りの混雑の中では見ることが出来なかった人間模様がそこにはあって、そういう風景を写真に収める方がやはり愉しくてシャッターが進んだ。

23時ごろになっても人は大して減らず、まだまだ撮れそうではあったけれど、フィルムの在庫もなかったし、バスの時間もあったので後ろ髪を引かれながら引き上げた。

来年もまた来るかと言われれば、即答することは出来ないものの、最初に考えていたよりはずっと愉快だったように思う。

その後は高速バスに揺られて名古屋まで帰ってきたわけだが、疲れてはいるはずなのにどうにも眠れないのは相変わらずで、お尻が痛いという記憶しかない。

バス移動については、余程のことがなければわざわざやるものではないと改めて思う。

帰ってきてからは、部屋に閉じこもってひたすらのんびりとしていた。

また明日から仕事である。