叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

焦燥


せっかく実家にいるのだからゆっくりして居ればいいものを、どうも落ち着いてはいられないのが私である。

宮崎に行くか、熊本に行くか迷って、お馴染みの宮崎は青島に来てみた。

青島は神社も有名ながら、海岸にはおしゃれな店があったり、サーファーがいたりと、擬似江ノ島と言えなくもない。

午後の3時ごろまでは明らかに曇っていて、珍しく場所選びを失敗したかと思ったが、その後に短い時間ながら光がさしてきて、多少は写真を撮ることができた。

今日もサーファーを撮ったり、海辺でのんびりする人を撮ったり、その中で私もしっかりのんびりしたり。

写真を全く撮らないというのはどうもおさまりが悪いけれど、撮ることに支配されることもないようにしている。

ただ、あまりにものんびりし過ぎたのか、レンズキャップをつけたままシャッターを切るし、撮り終わったフィルムを巻き上げずに底蓋を開けてしまうし、訳の分からないミスをいくつかしてしまった。

真っ黒な写真と、感光して真っ白になった写真が、データをみなされて帰ってくるだろうか、どうか。

現像の時点でハネられてしまうかもしれない。

マァ、それもフィルムカメラである。