叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

一撃離脱


昨日は宮崎市内に泊まった。

久し振りに居酒屋探しをしたのだが、個人経営のようなところは、私が尋ねたところは予約で全ていっぱいだったので、裏路地のイタリアンのお店に入った。

横浜の行きつけがあるから、あまりイタリアンは他所で食べたくないのだが、雰囲気的には良かったし何より安かった。

それでも、味はドンピシャとはゆかないから、また横浜に行きたくなってしまう。

その後、〆のつもりで宮崎名物の辛麺を食べて、さっさと眠ったら3時ぐらいには目が覚めてしまった。

始発でもう一度青島でも行こうかと思ったけれど、流石にそれは面白くないので、鹿児島までの途中下車を重ねながらスナップを撮って回った。

昨日の夜の名残りで、iso400のフィルムを装填しているのに外はあくまでも快晴だったから、シャッタースピードは1/500、絞りはf12.5で固定して撮るしかない。

いつもは素通りする駅で降りてみたり、一駅分は徒歩で進んでみたりしながら、結構な枚数を撮ったつもりだったが、1日終わってみれば1本分も撮り終えていなかった。

馬鹿でかいカメラに馬鹿でかいレンズを引っ付けて撮っているわけではないから、その可能性は限りなく低いとは思いつつも、怪しい人に思われないように、一撃離脱を繰り返していると結局はこの程度しか撮れないようだ。

近い将来、許可なく他人の姿態を写真や動画に収めることが非親告罪として罰せられるような事態になれば、一撃離脱もへったくれもあったものではないが、今は多少なりとも気を遣いながら撮るしかない。

それにフィルムカメラを使っている以上、どうせその場での確認も出来ないのだし、未練たらしく同じような構図で枚数を重ねても仕方があるまいという思いもある。

明日も晴れ予報ということで、今度は阿蘇のほうにでも行こうと思っているが、フィルムの感度は幾つにしようか。

結婚式用に、どこかのタイミングでiso800を装填したいのだが、残りの2日間でどこまで撮り進められるかが全く想像出来ない。

サァ、どうしよう。