昨日現像から帰ってきた甑島の写真を眺めつつ、甑島、既に再訪したくなっているから不思議なものだ。
次訪れる時は、夏がいいな。
夏の海や空は、今回とはまた違う色を見せてくれるだろうし、島をゆく人々の様相もまた違っているだろうから。
今度はもう少し長く滞在して、あいも変わらずうろうろと集落を歩き回りつつ、猫だの人だのを追いかけ回して写真を撮りたい。
のんびり過ごすことは大切にしつつも、怠惰に過ごすだけではせっかく島に行く甲斐がないから、私が訪れた先で関わってくれた人たちの写真を撮ると云う目的も設定してみる。
夏休みは10日近くあるだろうから、後は宿の予約状況と航空券の値段と相談して、せめて2泊はしたいものだ。
それにしても、やはりフィルム写真は良い。
沢山のフィルムの中から、これはと思うフィルムをカメラに装填する愉しさ、全ての設定を自分で決めて写真を撮る愉しさ、現像に出したフィルムの出来上がりを待つ愉しさ。
もはやデジタルでは味わうことが出来ない写真の愉しさを、私は今存分に味わっている。