所詮はピントの確認だからね、普段は撮らぬような被写体にまでカメラを向けてばりばりやると何故こんなものを撮ったのだという写真が増える。
そして、ただでさえボケ玉と呼ばれるズマールの卍解ばかり使うと、大まかには合っているであろうピント位置も実に曖昧になる。
さらに言えば、現像も某チェーン店でやってもらっているからいつもの好きな色味が出ていない。
だから、お気に入りの写真は普段よりも少なくなる。
と、言い訳をたっぷりしたところで帰ってきたズマールの作例を載せてゆく。
ただ、なんだかんだと言いつつ載せても良いと思えるぐらいの作例が撮れているのは、ズマールの功徳という他あるまいよ。
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逆光梅。
梅だけを撮った写真の中で、マァ良かろうと思えたのはこの一枚だけという結果になった。
画面一杯ににもじゃもじゃさせるのが良いね。
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後はやはり人間を絡めないと気が済まない。
これは梅林と親子。
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梅林と犬。
柴犬がずっとはしゃいでいた。
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梅林と夫婦。
そういえば、梅はとても良い香りがしていた。
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しっかり絞ればちゃんと解像する。
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白鳥。
羽の間に稲藁でも挟んでいるのかと思ったが、よくよく見れば羽を痛めているのかもしれない。
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件のカフェで。
屋外の写真は絞って撮っていたが、屋内では暗いから卍解するほかなく、そうすると雰囲気が急に変わってくる。
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アンティークな雰囲気のカフェを撮るのには、ズマールの卍解が最適かもしれない。
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お気に入りのチューリップ。
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カフェに行って、肝心のコーヒーと店内の様子が伝わる写真を一枚も撮っていないのは如何。
いや、撮るには撮ったがウマくなかったのだ。
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絞りマックスから卍解の描写まで、ズマールの振り幅がよく分かる写真が撮れたように思う。
どの搾りでも描写は変わりませんよ、被写界深度が変わるだけですよ、というのが最近のトレンドではあるけれど、私は当分これで良い。