叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

出会い


あまり天気は良くなかったけれど、整備なったズマールのピント確認をする為に7時前には外に飛び出した。

流石にぶらぶら歩くだけでは36枚は撮り切れないと思ったので、梅が咲いているという岡崎の南公園までやってきたのだが、相変わらず花を撮るのは苦手でシャッターが切れない。

梅自体は綺麗に咲いていたものの、ファインダーを覗くと自分でも苦笑したくなるほどに手が止まってしまうのだ。

通称をウメジローいう、梅に群がる目白が沢山いたからそれを撮ろうと狙ってみたが、あんな小さな鳥を5cmのズマールで満足に写せるはずもなく、近づき過ぎると当然逃げてしまうし、遠くから望遠レンズで狙っている本職の人たちに怒られてしまいそうだったから、早々に退散することにした。

試写とはいえ無駄撃ちはしたくたいが、使い切られねば現像も出来ないから、残弾をどう使おうかと思案しながら歩いていると、何とも素敵なCaffeを発見した。

いちどは通り過ぎたものの、なぜか惹かれるものがあったので入ってみるとこれが大正解で、珈琲は美味しかったという他に語る言葉を持たないけれど、お店の雰囲気と店員さんの優しさが実に素晴らしい時間を私に与えてくれた。

私が入った時はお客さんも少なかったので、店員さんとも色々お話しをさせてもらうことも出来たし、アンティークに囲まれたお洒落な店内をあちこち撮らせてもらうことも出来て大満足である。

通りがかりのお店に入ること自体が久し振りだったが、大変良いご縁をいただいて実に愉快な日曜日を過ごすことが出来た。

試写の結果は、また別に載せようと思う。