叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

出不精


もともと出不精ではなかったように思うのだけれど、最近はどうにも気合いが入らず部屋でとぐろを巻いていることが多い。

考え得る要因はふたつほどあって、まずひとつはベッドがある生活をしていること。

これは少し前にも書いたような気がするが、テレビを見るのも本を読むのもスマートフォンを弄るのも、全てベットの上でやっているとそこから根が生えたように動けなくなる。

ベットは楽だけれど、やはり布団のように上げ下ろしをやらないから1日の活動を始めるスイッチが入れにくい。

特に私のように休日に大した予定を持たない人間は、ベットに座っているといつまでもスイッチがオフのままになってしまって、一向に行動を開始することが出来ないようだ。

もうひとつの要因は今現在カメラが使えぬことだ。

先日購入したニッケルズマールはオーバーホールに出してしまっていて、今は写真を撮ることが出来ない。

これはあとひと月すれば帰って来るだろうからそれまで我慢すれば良いだけの話ではあるのだけれど、カメラのない私がここまで外界に興味を失ってしまうとは思わず、当分は余り面白くない日々を送ることになりそうだ。

今はこの寒さに耐えて、それがぬるむころにぼちぼち行動を開始しようと思う。

冬眠から目覚める野生動物の真似をしているようで、なんだか素敵ではないか。