叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

浮沈


なんだか、全てのことに対して後ろ向きになってしまうタイミングがある。

昨日今日などはまさにそのタイミングなのだが、私のよろしくないところは、このような時に殆ど自棄っぱちとも思えるような行動を取ろうとすることだ。

私のたったひとつの趣味であるフィルムカメラを辞めてしまおうと思ったり、既に入れているポートレートの予定をキャンセルしようと思ったり、普段の私からすると信じられぬような思考が頭の中を占拠する。

マァ、自棄っぱちの行動とは言っても所詮はその程度のことで、死んでしまおうとか誰かを傷つけようというわけでないのだが、私が心から愛しているものを自身で否定しようとする精神の動きは、あまり好ましいものではない。

フィルムカメラポートレートもやめてしまって、槁木死灰のような存在になってしまっては、期間工のような仕事をわざわざやっている意味合いも失ってしまうではないか。

最近は疲れているはずなのに寝付きが悪いから、多分そのせいで余計なことを考えてしまうのだということにして、今日はさっさと寝てしまおう。