叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

惨敗


昨日、もう夜も更けた頃に鹿児島で撮った黒白写真が現像から帰ってきたので眺めていたのだが、結論から言うと大変不様な仕上がりだった。

本当にこれは私が撮ったものですかと誰かに聞いてみたくなるほどに、構図もピントも甘いものばかりだし、何より全体的に露出が暗くてまともに見ることが出来ない。

フィルムを使い始めてからもう3年以上になるけれど、ここまで酷いものばかりだったことは無かったように思う。

いつも36枚撮れば、その中に3枚ぐらいはまともなものが混じっているのに。

本当はわくわくしながら写真をブログにまとめようと思っていたのに、肝心の写真がこの為体だったから、もう夜中になっていたけれどコンビニに行ってビールを買って飲んだ。

自棄酒である。

そういう精神状態の中にアルコールを入れたのが良くなかったのか、その後うつらうつらしていると心霊現象のようなものに遭遇した。

具体的な現象として覚えているのは耳元で轟々と風がなっていることだけで、その他は特に何かをされた訳でなく、現象への対処として目を閉じて視界に何も入れないようにしたことと、念仏を唱えたことだけを覚えてる。

今まで心霊現象に遭遇したことはないから、これももしかすると夢の中の話だったのかもしれないけれど、あまり気持ちの良いものではなかった。

そんなツマラナイことがあったし、天気も悪かったし、せっかくの日曜日も特にすることもなくごろごろしていた。

ニッケルズマール、早く帰ってこないかな。