モノクロフィルムが現像から帰ってきた。
全体的に暗い。
コントラストの低い写真なるのがイヤだったので全体的に露出を切り詰めたのは確かなのだが、それにしても暗部が真っ黒という感じである。
さらに、空は白飛びしてしまったのかなんとも表情が見えない。
このような結果になったのは、私の撮り方によるなのか、フィルムの特徴によるものなのか、それとも現像によるものなのか。
先週末のポートレートでは違う種類のモノクロフィルムを使用したから、その結果も見て今後のことは考えよう。
もし、全ての写真がこのようになるなら、少しイメージと違い過ぎる。
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カラスのバックショット。
噴水のディティールはしっかりと出ているけれど、背景は白飛びしているのか、モノクロを使うと青はそもそもこんなふうに写るのか。
これ以上露出を落とすと噴水が影になってしまうような気がするし、どうすれば良いのかよく分からない。
ただ、色を廃して被写体の形状をより際立たせるというモノクロフィルムの性質はしっかり活用出来た。
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世界の山ちゃんとジャケットを羽織った後ろ姿が印象的だった女性の写真。
全体的にもう少し明るいイメージで撮りたかったのだが、ご覧の通り暗い。
こんなものだと思えばこんなものかもしれない。
それにしても格好いい立ち姿である。
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蓮の花に差し込む光を印象的にという趣旨で撮った1枚だが、これは暗部が持ち上がり過ぎている。
もう少しコントラスト高く、光が差し込んだところだけ明るくなって欲しかった。
それにしてもざらつきが凄い。
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今回撮った写真の中では一番良かった。
スカートが良い塩梅で風に靡いているし、これはまだ空に表情が残っている。
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これは番外編というか。
上の方がやたらと暗く、線のようなものが入るのは一体なんだろう。
この前の現像に出したフィルムにはこんな写真は無かったが、その前のフィルムには怪しいものがあった。
II型の故障だろうか。
帰ってきたネガを見た限りでは特に問題はなさそうだったから、もしかしたらスキャンの段階でおかしなことになったのか。
続くようなら、お店に相談してみよう。