叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

作例


Instagramのアカウントを削除して特に困ることはないと書いたが、ひとつだけ懸念される事態がないでもない。

それはポートレートの撮影依頼が通りにくくなるということだ。

モデルとしてはポートレートの作例もなくフォロワーも少ないフォトグラファーからの依頼は受け辛いようで、撮影規約に作例がない人間からの依頼は受けないとはっきり書いている人もいる。

今の私のアカウントはフォロワーが20人以下で作例も数えるほどしかなく、モデルが私をタグ付けした写真は1枚もない。

ポートレート撮影は回数を重ねているし、馴染みのあるモデルさんも何人かいるけれど、そのことを知らない人が今のアカウントを見れば、何処の馬の骨とも知れぬ新興アカウントにしか見えないはずだ。

当人がいくら実績を主張しても世人にはそこにある目に見えるものが全てだから、今の私のアカウントの状況では撮影を受けてもらうことは出来ないだろう。

ただ、そのような状況にあるからこそ、これまではある程度すんなりと通っていた撮影依頼が、一体どれぐらい断られるのかを試してみたいという気もしている。

フォロワーは力という現実を、思い知らされることになるのだろうか。