叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

出不精


今週の夜勤は毎日毎日残業ばかりで、最近の定時に慣れた体には大変辛いものがあった。

そんな体で出てゆくようなところもないし、とある御仁から頂いた清酒を昼間から飲んで、酔いが覚めた頃にまた飲むという何とも堕落した休日を過ごした。

つまみは近所のスーパーとコンビニで買ったねぎとろ巻きとたこわさ、そして松前漬け。

お酒は大好きだけれどあまり家飲みというものをしない人間だから、愛知に来てもう半年近く経っても酒器ひとつ持っていなかったので、今回お酒を飲むためにAmazonで1,000円ぐらいの湯呑み茶碗を買った。

湯呑み茶碗にしたのは、ぐい呑みだとか盃だとかやり出すとキリがなくなってしまうから。

寮の部屋で安いつまみと一緒に飲む程度であれば、大量生産品の湯呑み茶碗のほうが相応しいし、むしろ風流ですらあると思う。

これからの季節は寒くなって外に出るのが億劫になるだろうから、この茶碗と一緒にのんびりと過ごす休日も案外悪くないかもしれない。

美味しいお酒を送ってくれた御仁には、大いに感謝である。