叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

願望


関東に行ったら、飲み友達が欲しいな。

この前の土曜日の酒席がとても愉快だったから、柄にもなくそんなことを考えている。

どうせ私も大した量は飲めないのだから、せいぜい嗜む程度に飲むことが出来る人で、清酒ウイスキーかワインを好きで飲むことが出来る人。

どちらかというと、肉よりも魚が好きな人。

愚痴を酒の肴にせぬ人。

フットワークが軽く、初めてや遠い場所に出掛けることを恐れぬ人。

男でも女でも良いが、出来れば女がいいと思うのは、被写体になって欲しいという下心があるからである。

やはり男が相手では、積極的にシャッターを切る気が起きないだろう。

写真を撮る際に、人物を入れることでその土地の印象をより深く刻むという点では、今まで通りポートレート撮影としてモデルを起用しても良いのだが、流石に一緒にお酒は飲めまい。

金銭の関係は一切無しに、ただ共にお酒を飲むことを愉しめる人と友人になって、その人と街の表情を写真に撮らせてもらいたいのだ。

そういう人が見つかるアテは全く無いのだけれど、もしひとりでも見つけることが出来れば、関東での生活がより愉快になるだろう。

マッチングアプリでもやってみようか。