叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

酔い


昨日は職場の同僚とお酒を飲みに出掛けた。

最近はめっきりお酒に弱くなったし、この前はトイレでぶっ倒れたから少し恐ろしかったのだけれど、今回は粗相をすることはなかった。

お互いにお酒の味が好きだということがこの酒席を非常に愉快にしてくれて、酔えれば何でも良いという手合いとでは味わうことの出来ない、お酒を愉しむ居酒屋の醍醐味も堪能出来たのである。

特に1軒目のお店、なかなか燗付けをしてくれないお店が多い中で、純米吟醸のお酒までしっかりと燗を付けてくれた。

この季節に飲む燗酒の旨さは格別で、最初に飲んだ作は華やかな香りと甘さが心を穏やかにしてくれたし、次に飲んだ颯は辛口ならではのすっきりとした口当たりが堪らなかった。

普段の私であればここで終わってしまうところ、2軒目では、白ワイン、ハイボールと飲み進めること出来たのは、お酒の美味しさは勿論、一緒に飲んでくれる人がいたからである。

そもそもが珍しい取り合わせで、互いが話題の枯渇を懸念していたようだが、終電の時間が恨めしいほどに時間が早く過ぎた。

また気持ちよく酔えるお酒を飲みにゆきたい。