叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

ご自由に


相変わらず、ひとり煩いおじさんがいる。

本当は付かず離れずでやりたいのだが、機械が壊れた時にはこの人に修理を頼まねばならないから、尚更タチが悪い。

40はとっくに過ぎて、もう50に近い歳の頃の割には落ち着きがなく、機嫌が良い時はしつこいぐらいにちょっかいを出してくる癖に、気に食わぬことがあると直ぐ態度と顔に出す。

この人とは何度か余人を交えてお酒を飲みに行ったこともあり、一度はサシで飲みに行ったこともあるが、正直もう二度と行きたくない。

最たる理由は、お酒を飲んだ後に夜のお店へ行くのがお決まりのコースになっていることだ。

安からぬ出費を強制されるし、悪いことに馴染みのお店が出費に見合うサービスを提供してくれない。

本人からすれば、昔馴染みのお店だし、気の置けない女の子と話が出来て良いのだろうが、私からすれば、お金を払ってまで夜の蝶の身の上話を聞かされる意味が分からない。

もう何度も断っているのだから、いい加減に察していただきたいという思いがあるのだが、中々お分かりいただけないようで疲れてしまう。

後5ヶ月、何とか逃げ切りたいと思っている。