叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

三重をさるく



尾鷲へゆく

結局、レンタカーを借りた。


三重を出ることはかなわないけれど、車なら少しは行動範囲が拡がるだろうということで。


さて、どこへ行こうかというところだが、三重県の天気予報でお馴染みの尾鷲へゆくことにした。



宿のある鵜方から、海沿いの道をくねくねくねくね、3時間ほど。


海沿いの運転といえば、車窓からの景色を愉しみながらのんびりと、というイメージだったが、そんなことはない、カーブの多い道を必死に走った。


尾鷲神社

その土地に訪れたら、まずは氏神様へお詣りするというのは、別にルール化しているわけでもないが、そういう行動パターンになることが多い。


ということで尾鷲神社。



尾鷲港

その後、尾鷲港へ行った。


鯛の養殖生簀を堤防に引き寄せて何やら作業をしていた。



鬼瓦

せっかく港町に来たので、昼食は魚をと思い、インターネットで評判の鬼瓦さんというお店に入った。




若い大将がひとりとおばちゃん、若いおねーちゃんがふたり。


てきぱき、なかよし、コミュニケーションが活発で見ていて清々しいと思う。


私、ちょっとヤンキーっぽい、きれいなおねーちゃんがたまらなく好きなのです。


料理は2,500円を奮発して、刺身全部乗せと煮魚のセットをオーダーした。


煮魚も大きい、小鉢も塩から、はもの酢味噌和え、ひじきの3品、刺身に至ってはこれだけで2,500円取れるのではないかという凄まじいボリューム。


もちろん魚は新鮮、大変美味しかった。



鳥羽をぶらり

とりあえず観光らしいことはしたので、帰ることにした。


来た道は帰りたくないので内陸を通ることにして、伊勢方面から鳥羽の方へ出た。


鳥羽水族館は閉まっていたし、さざえストリートも閉まっていたけれど、公園と漁港、パールロードの駐車場で写真を撮った。



夕食は磯っ子

17時過ぎには鵜方に帰ってきて、昨日の磯っ子で夕食。  


連日どうも、と言われる。



今日は手こね寿司と、日本酒の飲み比べセットを注文。


実は三重に来てはじめての手こね寿司だったけれど、酢飯の酢の具合もよく、のせられたまぐろの漬けとよい塩梅。



お酒の感想はこんな感じ。

  • 八兵衛の山廃純米吟醸は、山廃らしい旨みを感じる酒。
  • 天遊琳の純米は純米らしい丸みのある味で、3種類の中では1番好きだった。
  • 三重錦の純米吟醸はキレがあるが、旨味もしっかりと感じる。



下手な居酒屋より日本酒を取り揃えていて、とても感じの良い大将と美人の女将さん、若くてかわいい美人のお手伝いさんがいる、ひとり身を適当に放っておいてくれる。


今回の旅の収穫はこれで十分といってよいぐらい、素晴らしい店を見つけた。


帰りたくない

さて、予定していた旅程は消化してしまったが、11日までは休みである。


もう一箇所ぐらい、どこかに泊まってのんびりしたいと思う。


明日の天気次第だなぁ、晴れてくれたら、もう少しさるく。




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