叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

芋焼酎


先週の日曜日に、かごっまという居酒屋で芋焼酎の水割りを2杯飲んだと書いた。

せっかく鹿児島がテーマの居酒屋にいるのだから芋焼酎でも飲まねば収まりがつかなかったわけだが、別に連れられて行ったのでもなし、そんなことはお店に入る前から分かっているわけだから、今までの私ならお店に入ることすらしなかったはずである。

最近は、これまで意図的に避けてきた芋焼酎への嫌悪感が失われつつあるようで、それが一体いつからということになると春に甑島に行った時に飲んでからのような気がする。

その時は水割りを3杯以上飲んだものの、頭が痛くなることもなく翌日に残ることもなかったので、自分でも吃驚してしまった。

今回も体は真っ赤になったし、心臓はドキドキしてはいたけれど、以前のような頭痛や吐き気は催さなかったから、いよいよ私の身体も芋焼酎を受け入れつつあるのかと思う。

正直、清酒ウイスキーに比べれば、お酒そのものの味を美味しいと思えるレベルには達してはいないし、選択肢がある状況では積極的に選ぶことはしないけれど、少なくとも鳥刺しや魚の塩焼きと組み合わせた芋焼酎は美味しいと感じた。

人間というものは、幾つになっても変化を続けてゆくものらしい。