叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

身の丈


GRで撮り始めて、もうこれがひとつの終着点になってしまうような気がしてきた。

ちなみに私のGRはxのほうで、40mmのレンズがついている方である。

私が撮りたいと願う程度の写真は、GRがあれば十分に撮れるということが少しずつ分かってきたのだ。

如何に高価で、高性能なカメラを所持していても、持ち出さなければ写真は撮れない。

画質だの絵作りだのという前に、先ずは写真を撮らねば始まらないわけで、いつでもどこでも気軽に撮れるという点でGRの右に出る者はいない。

ポケットに入るような小さいカメラをどこへ行くにも持ち歩いて、私が見たもの感じたものを撮り続けた方が、最終的には納得出来る写真が撮れるはずなのだ。

写真については、撮らない日々が続くとどうにも収まりがつかないというか、撮ることでストレスが解消されてゆくことを実感しているから、これからも続けてゆく。

ただ、カメラを蒐集したり、機材の性能云々を第一義に考えたりすることは、今後しないだろう。

どノーマルのGRを使い込んで、いつか誰にも撮れないような写真を撮ってみたいと、最近は考えている。