叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

増えてゆく


またまたフィルムが増えた。

夕方から夜にかけて使い易いiso感度の高いものが、メルカリで安く出ていたのだ。

今は寒いから夜に写真なんて撮らない癖に、少しでも安いものがあると買ってしまう。

フィルムの値上がりは止まらず、今ではiso感度に関わらず、1本1,000円以下で買うことが出来れば御の字である。

カメラ屋で買えば殆ど定価で、1,000円を下回ることはまずないから、結果メルカリを日夜徘徊して少しでも安いものがあれば間髪を入れずに買うことになる。

だから、最近はちょっと在庫が過剰で、100本はゆうに超えてしまったような。

いつか使うというのは間違いないだろうけれど、これだけの量があると、そのいつかが遠い未来の話になってしまう。

フィルムには使用期限があって、多少過ぎてしまっても問題はないものの、基本的には在庫は持ち過ぎず、常に新鮮なものを買って使いたい。

それでも買ってしまうのは、やはり値上がりが怖いのである。

私が本格的にフィルムを始めた去年からしても、明らかに値上がりしている。

数年後には倍の価格になっているかもしれない。

そうなると、流石に独身貴族の泡銭でもフィルム写真を続けてゆくことは難しいだろう。

その時になってあたふたしないように、私にとってのフィルム写真というものを、真剣に考えておく必要がありそうだ。

今は、せっかく買ったフィルム達を大事に使ってゆこう。