叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

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夜勤明け、ぐっすり眠った。

昼前に目を覚まして、まだ疲れは抜けきっていなかったが、心憎いほどの晴天に誘われて、干物を食べに出掛ける。

不要不急ではあるけれど、少しぐらいは愉しみがなくては、流石に散歩だけでは辛いばかりなので、なんとか赦していただきたいと思う。

お店のHPと場所を載せておく。



ここの干物が美味しいと、職場の雑談の中で聞いたので、早速やってきたのだが、実は結構有名な店だったらしい。

システムが少し変わっていて、焼いてもらう干物は自分で選ぶことが出来る。

魚屋によくある陳列台の上に、アジやサバ、ホッケなどの干物がまだ焼かれていない状態で置いてあって、その中から自分の好きなものを選んで、それを焼いてもらうのだ。

私が選んだのは、立派なシマホッケ、600円。

これにご飯と味噌汁、小鉢のセットを350円でプラスして、合計950円の干物定食が完成する。

干物は単品で頼むことも出来るが、殆どのお客さんが定食にしていた。

肝心のホッケの干物は、身がふっくらとしていて、脂のりも充分、大変美味しかった。

個人的には、お酒のアテにするには、もう少し塩っ辛くても良かったけれど、健康のことを思えばあのぐらいがちょうど良いのだろう。

プレハブ小屋の中に、公民館なんかにありそうな机と椅子が並んでいるようなお店だが、14時を回った時間でも客足は途切れず、干物だけを買いに来る客も多かった。

コロナのお陰で遠くへは行きづらいので、当分はdiscover近場、になりそうである、なんて考えるようになれただけでも、少し成長した。