叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

刺身はたらふく


氷見の2日目は、朝からお目当ての寒鰤を食べました。


氷見の魚市場食堂はメインの道路からは入った、まさに漁港の中心にありますが、そこここに少し表記のおかしい看板が立っているので、分かりにくいということはなかったです。


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注文したのはもちろん天然寒鰤のお刺身。


やはり寒鰤、美味しいです。


腹側の身は脂のりが素晴らしく、噛まずとも溶けるという表現がぴったりです。


そしてびっくりしたのが背側の身にも脂がしっかりとのっているということ。


血合いの見える身が背側の身ですが、一見すると腹側の身と間違えてしまいそうな脂のりでした。


 


鰤の刺身は単品でも注文できますが、定食にするともれなく漁師汁という名のあら汁がついて来ます。


鰤のあらと大きなつみれが入ったあら汁を、土鍋ごとコンロにかけて、自分の好きな時に温めて食べるというスタイル。


最後の方には冷めてしまいがちな汁物を、また熱々の状態で食べられるというのはとても嬉しいです。



そして最後は、追加オーダーした鰤かま。


とても丁寧に焼き上げられており、皮目はぱりぱり、中はジューシーで、少し強めの塩味がビールにぴったりです。


ひとりで食べるには明らかにオーバーサイズでしたが、魚好きの矜持にかけて骨までしゃぶって食べ尽くしました。



魚は刺身や焼き魚のようにシンプルな料理で食べるのが好きなのは、おそらく自分で釣って来たものをそういう風にしてたらふく食べて来たせいでしょう。


お店でそれをやろうとすると予算的になかなか厳しいことが多いのですが、今回はGOTOトラベルのクーポンを使えましたので、比較的リーズナブルに欲求を満たすことが出来ました。


明日は午前中のバスで帰るのですが、朝ごはんはまたここで食べようか、思案しているところです。




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