叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

旅は3日目


ああ、またしても旅が終わりました。


大体初日は移動で、2日目で少し非日常に慣れて、3日目あたりから旅を日常として愉しめるようになるのですが、その3日目で旅とさようならです。


全く気楽なひとり旅、私はこれで良いものと心から思ってはおりますけれど、愉快なことばかりでもないのは、何をしていても同じでしょう。


今回は全体的に気が沈みがちでして、私にしては大変珍しく、居酒屋へも行きませんでした。


お酒を飲んだ後の気怠さが、今までのように心地良いものになるとは思えなかったのです。


人間はどうしても変わってゆきますし、今の自分を好ましいものと思っていれば思っているほど変化というものが哀しく思われるものですが、こればかりはどうしようもありません。


こんな取り留めのない思考をするために旅に出る人は少ないかもしれませんが、私にとっての旅は得てしてその傾向が強いのです。


愉しく前向きな思考ばかりがなされるわけではないですが、そう悪い気持ちでもありません。


私の倖せは何処にあるのでしょうか。




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