叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

帰郷

どうも、この夜勤の辛さ、やり切れなさ、心が弱くなってしまって、衝動的に帰省したくなってしまった。


最早飛行機は埋まっていて取れない時期だし、取れたとしても殆ど法外とも言える料金を払わねばならないから、現実的ではないのに。


思えばここ数ヶ月、まともに人間と会話をしていない。


打てば響くというか、ツーと言えばカーというか、話をするだけで嬉しくなってしまうような、そういう体験を近頃全くしていない。


職場の連中は、口を開けば下らない愚痴か、ひとの噂話しかしないから、そもそも他人に興味がない私としては、そんな話を何遍やったとところで少しも面白くない。


それに、こういう日が続くと、私そのものが詰まらない人間になってしまいそうで、空恐ろしくなってしまう。


ここの人たちはそれで良いのだろうから、それは大いに結構だけれど、私はこんな生活を続けたくはない。


そういう意味では、期間工という身分は本当に素晴らしい。


惜しむ名残もないけれど、本当にすっぱりと、ここから居なくなれるのだから。


さぁ、あと半年と少し。


カウントダウンをしながら待っていよう。