叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

es.car



電車の旅

昨日は名古屋に泊まり、夕食には居酒屋に入った。


が、居合わせたグループが兎に角うるさく閉口してしまった。


まったくお店に罪はない、焼き鳥も湯豆腐も大変美味しかったし、値段も良心的で、また行きたいとさえ思っている。


今日は朝から東海道線をゆっくりと上っていった。


新幹線を使うことも考えたけれど、急ぐ旅でもないので、まずは藤沢駅までゆき、そこから江ノ電へ乗り換えて、江ノ島に向かうことにした。


東海道本線を上っている間、富士のあたりだったか、女子高生ぐらいの2人組が乗ってきた。


ひとりは丸顔のかわいい子、ひとりは細面のかわいい子。


そのふたり、ひとつのイヤホンを分け合って、ずっとにこにこしながら、周囲には聞こえないぐらいの声でお話しをしていた。


なんとつつましく、美しい青春のひとコマだろうか。


電車に乗っていて、美しいと思える人を見ることは珍しくないけれど、美しいと思える光景に出会えることはあまりない。


何かしらの悲しみや苦しみが、当然あなた方にもあるだろうけれど、きっと大丈夫だ!


幸せな未来が彼女たちに訪れて欲しいと、心から思う。



江ノ島で生シラス

江ノ島は去年の夏に訪れたことがあったが、その時は生シラスが食べられなかったのでそのリベンジである。


場所はどこでもよかったのだが、江ノ島駅に着いた時点で物凄くお腹が空いていたので、江ノ島に渡る前のイーナカフェというお店で食べた。


i-na cafe 江ノ島店 (イーナカフェ) - 片瀬江ノ島/カフェ [食べログ]


生シラスを食べるにはおそよ似つかわしくない、おしゃれなカフェのようなお店だったが、生シラスは新鮮で美味しく、付け合わせの鎌倉野菜を使ったサラダ、ナスの煮浸しも絶品だった。


江ノ島と海を見渡せるロケーションも絶景で、彼女を連れて行くのにはとてもよいお店と思う。(いないけど。)



エスカーでシーキャンドルへ

ひとりみがのこのこシーキャンドルへ登るのもどうかと思ったが、せっかく来たものだから、のこのこ登った。


2列にお並びくださーいという係員の声が、とても悲しく響いたのは、私の隣には誰も並ぶことがなかったからである。


美しい光景を眺めるために、どうして悲しい思いをしなくてはならないのか。



鎌倉高校前の海岸へ

適当に時間も潰れたところで、夕暮れの江ノ島を外から撮りに、鎌倉高校前の海岸へ行った。


ここにはひとりも大勢いて、まったく悲しくない。


けれど、やっぱり絵になるのは家族とかカップルとかで、やはり人間って、ひとりでいるのは似合わないと思ったりもする。


とても風が強く、頻りにカメラを気遣う羽目になってしまったが、やはり海はいいな!



神田で飲んでいる

今、神田で飲みながらこの雑記を書いている。


少し感傷的になっているのが自覚されるのは、お酒が入っているからだろう。


明日は靖国神社へゆく、さっさと切り上げよう。




期間工ランキング