叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

拾う神再び


本日も稼働停止になった。

どうやら、あまり良くないことが起こっているらしい。

既に来週の火曜日まで稼働停止が決まっていて、可能ならばそこまで有休を使ってほしいとのことだったが、火曜日まで休むと残り少ない有休を全て使い果たしてしまう。

5月になればまた10日もらえるけれど、まだ4月も始まったばかりだし、手首の痛みが耐えられぬほどになった時に休めなくなるのは困るので、今日までは休んで月曜日からは出勤することにした。

という訳で、あまり積極的な理由ではないけれど、せっかく発生した有休を活用すべく、今日はのこのこ京都まで行ってきた。

目的はもちろん桜である。

花曇りよりも少し晴れ寄りの、強写真を撮るには絶好の天気の中を京都駅から鴨川デルタまでどんどん歩きながら写真を撮った。

今日は平日、というのは国際観光都市である京都には関わりないことで、特に四条のあたりは祇園祭のような混雑ぶりだったけれど、積極的に街中に入らなければそうストレスがたまるということもない。

それに、私の場合は行程の殆どが歩きだから、巷で言われているオーバーツーリズムなどどこ吹く風で、時間がたっぷりあって脚が元気な人には是非このやり方をお勧めしたいと常々思っている。

特に京都はただただ歩くだけでも実に面白く、これは私が写真を趣味にしているからそう感じるだけのことかもしれないが、そうであるならば皆んな写真を始めれば良いのだ。

これが暴論であることは承知しているけれど、人の頭ばかり見続けねばならぬような観光をするばかりで、京都なんて人が多くてただ疲れるだけの場所だと思ってしまうよりはよほどマシだと思う。

もし、私に京都を案内して欲しいという女性がおられるなら、京都らしさを感じつつも、人混みはほどほどで済む観光のプランを提案させていただくのでぜひ名乗り出て欲しい。