叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

進出線


いよいよ明日から水曜日にかけて、東海道を京都まで歩いてゆく。

今日は酒席に出なれければならないので、そのまま四日市に泊まれるように宿を取った。

明日は四日市から関まで、火曜日は関から南草津まで、最終日に京都着を予定している。

今回の徒歩行軍の成功の鍵は、何と言っても火曜日にどれだけ進めるかにかかっている。

というのも、水曜日の天候が宜しくない予報なので、可能な限り火曜日の間に京都に接近していたいのだ。

火曜日の進出予定距離はおよそ50km。

脚と体調を壊さずに、水曜日に20kmを歩く体力も温存しながらこの距離を歩けるだろうか。

思い出すのは、10年ほど前に参加したフルマラソンの悪夢である。

事前準備も無しに走るという無謀をやったお陰で、後半は殆ど泣きながら走った上、以後数日は筋肉痛で身体が使い物にならなかった。

歩くのと走るのは疲労度が違うし、今はウォーキングやジョギングに取り組んでいるから、当時よりはマシになっていると信じたいが、こればかりは決行してみなければ分からないことだ。

兎に角今回は歩くことが目的なので、写真を撮ることは二の次にしたい。

写真をどんどん撮ることが出来ればそういうことだし、全く撮れなければそういうことだ。

何れにせよ、この歳にして未知のことに挑戦する機会はあまりない訳で、そういう意味では、多少の不安は抱えつつも大いに愉しみでもある。

さて、水曜日の私は笑っているかな。