叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

刹那


今日のポートレート撮影のお相手はばたこさん。

本当は中目黒の桜並木で撮る予定だったのだが、今年は桜の開花が遅れに遅れており、中目黒もまともに咲いていないようだったので、急遽場所を逗子に変更してもらった。

逗子にしたのは、桜が撮れぬとなればやはり海に行きたかったのと、周辺の鎌倉や江ノ島の海に比べれば人が少なかろうという理由からで、何かこれという目的があったわけではない。

もう桜は殆ど諦めていたけれど、市街地を流れる田越川沿いに多少桜が咲いていて、多少は春らしい撮影ができたような気がする。

その後逗子海水浴場まで移動して撮ることにしたのだが、こちらは砂塵が舞うほどの爆風が吹き荒れていて、折角の晴天だったのに思うような撮影ができない。

雨に降られるよりは余程良いものの、十全の状態で撮ることができないのはやはり悔しいものだ。

だからといって撮影そのものが愉しくないというわけでは決してなく、ばたこさんとの撮影は本当にあっという間に過ぎてしまう。

今回もいつの間にか2時間が経過していた。

ばたこさんと別れた後は、全く咲いていないという目黒川沿いの桜を見に行ったのだが、やはり咲いていないものは咲いていなかった。

ただ人は相当多かったので、撮影場所を逗子に変更したのは正解だったかもしれない。

今回も相変わらずの弾丸旅行だったが、天候には大いに恵まれたし、好きな海を存分に眺めることができて実に愉しかった。

明日からの仕事は、マ、勿論やりたくないけれど、ひと月耐えればゴールデンウィークがやってくるわけだから、それだけを愉しみに頑張るとしよう。