先週の木曜日あたりから、どうにもこうにもひとつの作業が上手く出来なくなっていた。
週が変わって少しはマシになるかと思ったものの、全く失敗が減らない。
1年近く同じ作業をやっていながら急にやれなくなるのも訳が分からない話だが、出来ないものは出来ない。
これがスランプかと思いながら失敗をする度にあーでもないこーでもないと試行錯誤してみるのだが、やればやるほどにドツボに嵌ってしまうような感じで、もう面倒になったから何も考えずにやることにした。
そうすると何故か上手くゆくようになって、今まで小賢しく考えていたことがバカらしくなってしまった。
結局、体が覚えているように作業することが一番良かったということになる訳だが、体に染みついた感覚の正確さに感心すると同時に、脳味噌の働きのアテのならなさには辟易してしまう。
最近は作業にも慣れきってしまって、仕事中に脳味噌を使うということが殆どないから、脳みその働きそのものが弱ってきているのかもしれない。
明日からはもう少し緊張感を持って仕事をしよう。