叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

じねん


Instagramを再開してからひと月ほど、統一感云々をやりだすとまた行き詰まってイヤになるけれど、あまり無節操に更新するのも面白くないから、人が写っているという程度の共通点を持たせて更新している。

今のところこのやり方が気に入っていて、やはり私は人間の感情や関係性を写すのが好きらしい。

ソールライター的な構図の妙にハマった時期もあったし、それを意識することを忘れないようにしたいけれど、優先順位は相当に下がってしまった。

今後撮りたい写真、スナップに関してはある程度の道筋がついたような気がするから、後はポートレートについてもある程度の方向性を見出しておきたいと思って色々と考えている。

スナップもポートレートも人間を写すという点においては変わりがないけれど、ひとつだけ大きな違いがあるとすれば、被写体の意識や感情が撮影者に向いているという点である。

だから、今後は構図を整えようとか綺麗に撮ろうとかということは二の次にして、私に向けられた感情のみを拾うように撮ること、その表情を出来るだけ自然なものにするべく、私自身がコミニュケーションや環境作りに神経を使いたい。

そんな撮影が出来れば、まさに私という撮影者にしか撮れないポートレートになるはずだ。

私とモデルのためにのみ存在ような写真を、今後は撮りたい。