職場の酒席に出た。
こういうのは基本的に出ないつもりでいたのだが、誰かの送別会と言われると出なければならないような気がして、のこのこと出ていってしまう。
その人と特に親しくしていたのではないにしても、送られる側としてはやはりたくさんの人が見送りに来てくれた方が嬉しいものである。
転勤族の親を持つ私は、送られるという経験を何度もして来ているから、やはりこういう場に対して余り冷淡になれずにいるのだ。
それに、いつも実にツマラナイ顔をして働いている人たちが愉快にしている顔を見れば、多少職場で腹の立つことがあったとしても許すことが出来る気がする。
飲みニケーションなどという言葉は既に死語になってしまったのかもしれないが、仕事場では見せない一面を知っておくということは、それが善かれ悪しかれコミニュケーションを取る上では参考になるものだ。
どうせしなければならない仕事なら、愉しくコミニュケーションを取りながらやったほうが良いと考える私としては、酒席は欠かせない情報収集の場でもある。
とは言え、実際のところは普段自分では選ばないようなものを飲み食い出来るだけでも十分に愉しい。
今日も、それなりに良い日だった。