写真をあまり撮らぬようになってからどうすればまた写慾が湧いてくるのかを考えているのだけれど、結局はカメラを欠かさず持ち出すことと、心を動かされた瞬間にシャッターを切ることを心掛けるより他に方法はないらしい。
そんなことを数日前に書いたものだから、先日の散歩では比較的適当にシャッターを切ってみた。
看板にとまっていた雀や駐車場を横断する猫、駐車場の床に反射する陽光など。
これだけ適当に撮っても枚数的には10枚に届かないほどで、あまりリハビリにはならなかったような気もするけれど、目的が撮影でもなければこんなものだろう。
とにかく、良い写真になるだろうと予想が出来る場面ばかりを撮るのではなくて、むしろつまらぬと感じるようなありふれた日常を撮るようにしてゆけばそれが新境地に繋がるかもしれない。
あとは何より無理をしないことだ。
無理をして写真そのものが嫌いになってしまっては意味がないし、自分が撮ったのに好きでもない写真を見ることぐらい辛いことはない。
のんびりやるさ。