叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

反動


週末がやたらと愉しかったせいで、その反動が如何にもこうにも辛い。

まだ思い出にもなり切らぬような生々しい記憶を振り返れば振り返るほど、その愉快さと今日のどんよりとした空の対比に心が沈み込んでゆく。

今回の旅が特に愉快だったのは、いつもの様に決まり切った旅程の中に多少の新要素を加えて、そしてそれが実に上手くハマってくれたお陰だろうと思う。

居酒屋のはま善も、撮らせていただいた被写体さんも、私の好みにハマり過ぎるほどで、この出会いに対する高揚感で今は頭の中が支配されている。

特に夜勤を控えた月曜日の昼間は寝ることしかやることがないから、いつまでもいつまでもその高揚感が頭から去らないのだ。

それ程昨日までの旅が愉快だったということは実に素晴らしいことだが、心にどしんと来る辛さというものはどうにも耐え難い。

私のように移動の多い旅をする人間にとってはやはり2泊以上の旅程が欲しいし、帰ってきた後も1日はクールダウンする時間が欲しい。

仕事など、下らないね。