叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

酒の味


良い大人が、大学生が使うような居酒屋て飲み放題を使って酒を飲むというのは、どうもね。

そもそも、安さと量を単純に喜ぶというのは、ある一定の年齢までにしておくべきで、飲み放題コースなどというのは逆に年齢制限を掛けてしまって、ある一定の年齢を超えたら注文出来ぬようにすれば良い。

そうすれば、金も持たないくせにただ酔いたいという無粋な人間を居酒屋から駆逐出来るし、そのような無粋な大人を見てお酒そのものを敬遠するような若者を減らすことも出来るだろう。

私などはお酒の味は大好きだが、量については全く飲むことが出来ないから、飲み放題などはなくなってしまっても一向に構わない、と言えば実に自分勝手な話ではあるけれど、お酒の味そのものを嗜む健全な文化を育てる為には、それぐらいの荒療治が必要ではないか。

本当に美味しいお酒を、美味しい料理とともに愉しむということが、もう少し意識されるような世の中になって欲しいと思っている。

そうすれば、私ももっと愉快に酒席に出ることが出来るのだけれど。