叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

習熟


今日あたりから、やっと本来やるべき作業をやらせてもらえるようになった。

やはり先週の金曜日の作業はオーバーワークだったようで、今の内容ならば、余裕を持ってやれるということはないものの、何とかついてゆける。

この、何とかついてゆけるぐらいのスピードがちょうど良いらしく、手持ち無沙汰の時間が多いようだとまだまだ余裕があると判断されて仕事を追加されるという。

もう少し慣れれば、多少余裕が出て来そうな気もしているけれど、余りにも余裕を見せてそうなってしまうのもシャクなので、あまりしゃかりきになってスピードを上げても仕方がない。

それにしても、人間の慣れというものは本当に恐ろしいもので、インパクトドライバーを使うのも、リベットを打つのも、少し前まではいちいち頭の中で考えながらやっていたのに、今では身体が勝手に動くようになって来た。

この歳になっても、出来なかったことが出来るようになるというのは嬉しいものだ。

若干の達成感を感じながら、何の責任もない作業をひたすら行えば良いというのは何とも気楽な仕事だろうか。