叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

朗報


友人が入籍したという連絡があった。

近来絶えてなかった、大変に悦ばしいニュースである。

大学からの友人で、世間的には先輩と呼ぶべき年齢差があるのだけれど、サークルが一緒だったわけでもアルバイトが一緒だったわけでもないから、友人としたほうがしっくりとくる。

彼とは10年来の付き合いがあって、出会いのきっかけは大学生の時に参加したインターンシップだった。

インターンが終わってからも、一緒に釣りに行ったり、家にお呼ばれされてバーベキューをしたり、家族ぐるみのお付き合いをさせてもらっていた。

3年ほど前に私が三重に来た時、彼はちょうど東京で働いていたから、私が東京に行って遊んだこともあるし、逆に彼が三重に来て遊んだこともある。

十年一昔とはよく言ったもので、出会った頃とは何もかもが変わってしまっているが、それでも連絡があって近況を報告し合える関係が続いているというのは、非常に幸せなことだ。

年末は共通の友人と予定を合わせて、久しぶりに久闊を叙することにした。

いや、引っ越しのことを考えれば、年始の方が都合が良いかな。

何にせよ、愉しみが増えた。