叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

平和


実に平和な1日だった。

ある人が出勤していないというだけで、こんなにも世界は平和になる。

設備はそれなりに壊れたけれど、それは直せば良いだけの話であって、人間というものはなかなか治せない。

人ひとりの存在がコミニュティに与える影響が如何に絶大であるかということを、つくづく思い知らされた一日だった。

その影響は、本当は好ましいもので有るべきなのだろうけれど、なかなかそうとばかりもいかない。

私としても、自分の意見が絶対では無いということ前提にして行動するように心掛けているし、自分の発言や行動が他人にどのような影響を与えるのか常に考えるようにはしている。

だが、私という存在がこのコミニュティに対してどのような影響を与えているのかは、実際には非常に分かりにくいのだ。

その人も、多少はそのことについて多少考えていてくれると良いのだが、どうもそういう素振りが見えないものだから、毎日毎日疲れてしまう。

会社に勤める社会人である以上、自分とは全く違うモノの考え方をする他人と一緒に仕事をしなければならないことは理解しているつもりだったが、ここまで互いの常識同士が乖離している人には出会ったことがなかったので、少し吃驚している。