叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

功徳


午前中は、読書をして過ごした。

梅棹忠夫の女と文明という本、私はまだ結婚する予定はないけれど、もしそのような女性が現れたならば、一度読んでもらいたいと思った。

もし、本は少しも読みませんというような人ならば、その時点でその人とはあまり合わないような気がする。

全く本を読まぬ人というのは、一体どのようにして自分にとって新しい価値観に触れているのだろうか。

テレビや新聞で得られるのは、情報の断片である。

情報の断片を自分の中に取り入れつつ、人は思考し行動する訳だが、それが独善に陥らぬようにするには、他人が情報の断片をどの様に捉えるのかを知る必要があるし、それこそが様々な価値観に触れるということだ。

生の人間と接することも大切だが、人はどうしても似た価値観の人間と連みがちだし、余程の親交が無ければお互いの価値観を開陳し合う機会など無い。

他人の価値観に触れるという点では、やはり本を読むのが一番早いし、年齢性別国籍を問わず、様々な価値観に触れることが出来る。

女と文明については、また改めて書くことにする。

昼からはいつものジョギングをしたが、最初飛ばし過ぎて3kmも走れなかった。

少し休憩をして、また5km走る。

合計で8km。

今日は少し写真を撮ろうと思ってGRを持ち出したが、思わぬところで彼岸花が咲いていたり、美しい夕焼けが出現したり、シャッターチャンスには事欠かなかった。

正直、GR程度の重さであってもジョギングには邪魔くさいのだが、こういう事があるから家に置いて行く気にはならないのだ。

今日撮った写真については、また纏めようと思う。