叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

将来


期間工をやめて何をするのかと聞かれた。

もう一度ぐらいは期間工をやるだろうけれど、その後のについては殆ど考えていない。

しかし、遅かれ早かれ農業はやりそうな気がしている。

特に崇高な志がある訳ではない。

ただ、生きてゆく為に、死なない為に農業をするというのは、あながち的外れな選択ではないと思っている。 

私のような人間はどうせ死ぬ瞬間まで働かなければならぬだろうし、ひとりでも粛々とやれる仕事といえば農業ぐらいしか思い付かない。

農業の厳しさ、という声が聞こえてきそうだが、人間は追い詰められれば何でも出来るだろうし、人間が食べるものを作る人たちに対して冷たい時代ではなくなりつつある。

私は、崇高な理念を持って農業に取り組んでおりますよというふうに装えば、何とでもなるだろうとさえ思う。

幸い鹿児島という土地は農業が盛んで、今後も重要な産業として位置付けられてゆくだろうということは想像に難くないから、時が来たらニコニコして仲間に入れて頂こうと思っている。