叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

しがない期間工

 



滔々と流れる大河でさえ、一滴一滴の水から成り立っていると分かってはいても、人間の価値というのは、やはり優劣がある気がいたします。


優劣という表現が適当でなければ、差異と言ってもいいですけれど。


少なくとも、大河を構成する水のように、悉く同じ物質ではないし、ただ意志もなく流されてゆく訳にはいかないのです。


期間工というものは、期間工というものは、いくらでも替えがきくものであり、ただ手足を動かしていればよいと分かっていても、やはりその差異のある人間なのです。


差異ゆえに悩み、苦しむ、人間なのです。


そういうことを、少しぐらいわかって欲しい、今日この頃です。





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